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Research Briefing
03 6月 2026

米国関税モニター 新たな関税制度が具体化へ

新たな関税制度の下で、主要貿易相手国に適用される関税率の差異が明らかになりつつあります。また、進行中の調査結果によっては、さらなる関税調整が行われる可能性があります。

失効期限を迎えるセクション122関税に代わる措置として導入される新たなセクション301関税により、7月下旬以降の関税率はわずかに上昇する見込みです。また、現在も複数の調査が進行しており、リスクは上振れ方向に傾いています。

当社では、米国の実効関税率が9.3%から9.7%へ上昇すると見込んでいます。ただし、この変化は米国のGDP成長率やインフレ率の予測を変更するほどの規模ではありません。これらの関税変更は、6月のベースライン予測に反映する予定です。

  • カナダ、EU、メキシコを含む6つの主要貿易相手国には、同一の10%関税率と適用除外措置が適用される見込み
  • その他54カ国・地域には12.5%の関税率が適用される一方、ブラジルには25%の関税率が適用される
  • 多数の適用除外措置により、大半のケースで実効関税率の上昇幅は限定的
  • 複数の製品を対象とするセクション232調査が進行中
  • 中国、EU、日本、インドを含む16の国・地域の製造慣行を対象とするセクション301調査も近く終了する見込み
  • 調査終了後は、関税の上乗せや調整が迅速に実施される可能性がある
  • USMCA交渉も不確実性要因の一つとなっている


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